2021-08-24
この記事では不動産売却とは、切っても切り離せない税金の種類である「所得税」についてわかりやすく解説します。
納める必要のあるお金については、多くの方が気になる感心ごとではないでしょうか。
確定申告の必要性や時期などについても正しい知識を持っていれば、気なる疑問や不安ごとも解消されるでしょう。
この記事を皆さんがお持ちの土地や、家屋を売る際に役立てていただければと思います。
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土地や家屋を売って売主に収益が発生すると税金がかかります。
収益は一時的な所得とみなされて支払いの対象となり、それは給与や事業所得などと同じ仕組みなのです。
不動産売却でかかる支払いは「譲渡所得税」と呼ばれていて、所得税以外にも住民税、振興特別所得税がかかります。
なお、譲渡所得は、以下の式で表されます。
譲渡所得=売却価格-土地や家屋を購入した価格やかかる費用-売却時にかかる費用
たとえば、9000万円で買った土地を1億円で売ったとしましょう。
この際、売るための仲介手数料で300万円を使いました。
このケースの譲渡所得は700万円で、売却金額から土地購入にかかった費用や仲介手数料を差し引いた金額になります。
支払わなくてよいケースも
なお、譲渡所得税を支払わなくてよいケースもあります。
それは、持っている土地や家屋を購入価格よりも低い金額で売ったケースです。
こんな支払いも
なお、これらの以外にも印紙税、登録免許税、消費税などもかかるので覚えておきましょう。
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不動産売却の譲渡所得では3つの税が含まれるとお伝えしましたが、くわしい納付時期についても知っておきましょう。
所得税と住民税を納める時期は異なっていて、所得税は土地や家屋を売った翌年の2月から3月、住民税は土地や家屋を売った翌年6月ごろと決まっています。
また、不動産売却後には所得税の確定申告も必要になります。
確定申告をおこなう時期は、土地や家屋を売った日(売買契約締結日または登記した日)の翌年2月16日~3月15日です。
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この記事では不動産売却とは切っても切り離せない所得税や住民税、復興特別所得税などについて解説しました。
納めるお金は多くの方が気になる感心ごとだと思います。
不動産売却でおこなう確定申告についても正しい知識を持っていれば、気になる疑問や不安も解消されるでしょう。
この記事を皆さんがお持ちの土地や家屋を売る際に役立ててば幸いです。